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審美歯科

審美歯科とは単に見た目の改善だけではなく、美しさに焦点を当てた、総合的な歯科医療のことです。

審美歯科によって正常な咬み合わせを作り出し、体の機能をあるべき方向に導くこともできます。
また、歯のコンプレックスを解消することでストレスのない生活を送ることも目的の一つです。

審美歯科の流れ

審美歯科治療をご希望で来院された場合でもすぐに行える場合ばかりではありません。
虫歯や歯周病などがある場合には、まずそちらの治療が優先されます。
以下に一般的な流れをご紹介します。

  1. 問診

    お悩みの部分についてよくお話を聞き、いくつかの治療法について、期間、費用、利点、欠点等をお話します。

  2. 診査・診断

    レントゲン撮影、歯周病検査、虫歯のチェック等行います。

  3. 診断に基づいた治療

    審美治療に先立ち、まず、虫歯や歯周病がある場合にはその治療を行います。

  4. ホワイトニングや歯の整形、型どりなどの治療

    口腔内が健康な状態になったら審美治療を行います。

  5. 治療終了 / 定期検診

治療案内

ウォーキング・ブリーチ

神経のない歯に対して行う漂泊で、一本単位で行います。

ホワイトニング

神経のある歯に対して行います。ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングがあります。

ホームホワイトニング

個人用のマウスピースを作成し、それに薬を入れて一日数十分装着し、歯の表面から漂泊する方法です。自宅でできる処置で簡便に行えます。

ただし、使用時間を長くしすぎると、歯がもろくなる、知覚過敏がでる、などの弊害が出ることもありますので注意が必要です。

オフィスホワイトニング

術者が歯科医院内で歯に薬剤を塗って、歯の表面から漂泊する方法です。

術者が医院内で行うため、過剰な使用により歯を痛めることはありませんが、処置中に、多少の痛みがあります。

※ 個人差や生活習慣の違いにもよりますが、漂白した歯の色は時間とともにあともどりします。
また、金属の詰め物が原因で変色してしまった歯や、大きな詰め物がされている歯は漂泊できません。

セラミックの被せ(クラウン・ブリッジ)

オールセラミック、メタルボンドの2種類があります。

オールセラミック

構造
冠の全てをセラミックで作り上げます。
利点
金属を一切使わないので、光の透過性があり、もっとも審美的な材料です。金属アレルギーの方にも使用可能です。
歯との適合性がよく、プラークがつきにくいといった清掃性の高さも利点です。
欠点
硬いが脆いため、歯ぎしりをされる方や、咬合力の強い方には使用できないことがあります。また金属よりも支台歯の削除量が多くなる傾向があります。
オールセラミックブリッジの治療例
治療前2 右矢印 治療後2

矢印で示した箇所を抜歯し、前歯2本とその左側の歯がセラミックの被せとなっています。

メタルボンド

構造
金属の土台にセラミックを焼き付けて作ります。
利点
強度があるため、咬合力の強い方にも使用可能。
欠点
金属を使用しているため、光の透過性がなく、透明感が出にくいことがあります。金属を使用しているため、歯肉に色が透けて、暗くなったり、歯肉が下がった時に金属が露出することがあります。

セラミックインレー

利点、欠点はオールセラミックインレーに準じます。

オールセラミッククラウンの治療例

治療前1 右矢印 治療後1

治療前3 右矢印 治療後3

ラミネートベニア

構造
歯の表面を薄く削り、付け爪のような形をした薄いセラミックを貼り付けます。
利点
歯の表面を一層削るだけですので、クラウンと比べて歯を削る量が少なくてすみます。色もホワイトニングと比べ、後もどりの心配がありません。
欠点
表面に貼り付けていますので、クラウンと比べ取れやすいことがあります。
適応症
テトラサイクリン、フッ素等で変色した歯、先天的な遺伝によるもの、広範囲な虫歯、歯の形が不揃い、軽度の歯列不正等。
非適応症
咬合力が強い方、歯ぎしりをされる方、ブラッシングのできない方、極端に歯並びが悪い方等。

部分矯正

挺出
歯茎の中に埋もれている歯をひっぱり出す処置です。
アップライト
倒れている歯を起こす処置です。

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